油山寺
Sep. 27 '10
 袋井市にある油山寺周辺はその昔、油が出ていたので「あぶらやま」と呼ばれていたという。油山寺は今から約1300年前(大宝元年)、行基により開山され、孝謙天皇が境内にある「るりの滝」の水で眼を洗って眼が全快したことから、目の守護、眼病平癒のお寺として信仰を集めているようです。そして、広く鬱蒼とした山内を歩くと霊気が漂い、「るりの滝」や桃山の三名塔として知られる三重塔その上に薬師本堂が鎮座していました。

油山寺の境内案内図・・・この広さを見て驚きました

油山寺入り口

山門・・・山之内一豊で有名な掛川城の大手門を移築して出来たという

礼拝門

天狗杉・・・樹齢1100年の杉の根元

方丈・・・県指定文化財             宝生殿              
 

るりの滝・・・薬師如来にちなんでるりの滝と呼ばれた

三重塔 (国指定重要文化財)・・・桃山の三名塔として知られる

本堂・・・建久元年源頼朝公が眼病全快のお礼として寄進された

石段を上がって本堂を斜めから写す

本堂正面・・・江戸中期の遺構として県指定文化財

上部を見上げて・・・見事な 「組物」も見られる

本堂内厨子を囲んで沢山の奉納額や絵馬まどが掲げられている

本堂内厨子(国指定重要文化財)は今川義元公の寄進・・・中央に薬師如来像
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