塩船観音寺
May 4 '11
 東京・青梅市にある塩船観音寺は樹齢1000年を超えた杉木立が周囲を囲み、花の寺特に、つつじの寺として有名です。塩船観音寺のホームページには、「当山は真言宗醍醐寺を総本山とする別格本山で、大悲山塩船観音寺と称し、現世を生きる人々の幸せを願う祈願の寺であります。大化年間(645~650)に若狭の国の八百比丘尼が紫金の千手観音像を安置したことに始まり、周囲の地形が小丘に囲まれあたかも小船のような形状であることから、仏が衆生を救おうと願う『弘誓の舟』になぞらえて、天平年間に僧、行基が『塩舟』と名づけらたと伝えられています。貞観年間には僧、安然が十二もの坊舎を建てるなど、興隆を極めたと伝えれています。このような長い歴史の中で、当山には仏像や建築物など多くの貴重な文化財が護り継がれてきました」・・とあり、由緒あるお寺であることを知りました。なお、昨日5月3日は真言宗修験道の柴燈護摩が焚かれ、山伏の行列や真っ赤に染まった火の中を真言を唱えながら歩く火渡りの荒行も行われたという。

塩船観音寺・山門(仁王門)・・・国指定重要文化財

阿弥陀堂への参道

阿弥陀堂・・・国指定重要文化財

薬師堂への階段を進む・・・左右に大杉が生える

本堂への階段

 水屋                 薬師堂
 

本堂(観音堂)・・・国指定重要文化財

本堂前からツツジで覆われる護摩堂方向を望む

本堂横の旧鐘楼

護摩堂を中心に膨大なツツジ群が見えます

護摩堂を正面から

護摩堂を横から見上げる

護摩堂の左手に移動して

境内から鐘楼を見上げる

鐘楼(左)と山王七社権現方向

鐘楼

鐘楼から広大なつつじ群を見渡す

護摩堂方向を裏から見下ろす・・・早朝で人もまばら

観音像を見上げて・・・観音像の建立は最近のようです

観音像付近に来て、すり鉢状の境内全景を眺望

観音像
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