日光・東照宮
July 13 '18
 日光・東照宮は13年ぶりの訪問。「平成の大修理」もかなり進んで、有名な東照宮や神厩舎にある三猿の彫刻などが豪華にまた美しく改修されました。この日光・東照宮は元和3年 (1617)徳川家康公を奉祀し創建された神社で、二代将軍秀忠公により本社や家康の霊廟などが築かれたという。寛永13年(1636)になって三代将軍 家光公により建て替えられ、今日の絢爛豪華な社殿群になったようです。現在の国指定文化財(国宝、重文)は御本社(本殿・拝殿)や陽明門など35棟と大名の奉納による五重塔や石鳥居など、55棟を数えその多くは江戸初期、寛永文化の優れた絵師、名工達によって生み出された我が国屈指の宗教建築です。なお、平成11年(1999)には日本で10番目の世界遺産として登録されました。誇らしい日本の宝です。

日光東照宮への参道

石鳥居・・・元和4年(1618)黒田長政の奉納

表門前の境内

五重塔・・・慶安3年(1650)酒井忠勝侯(若狭小浜藩主)の献納

表門を入って陽明門に通じる境内

三神庫

こうやまきの大木・・・栃木名木百選

神厩舎・三猿・・・8面の猿の彫刻が有名

母猿と子猿が安楽なときを    三猿・・・「見ざる、言ざる、聞かざる」    親もとを離れた猿  

    仲間と青雲の志を・・・            新たな展開にさしかかった

陽明門(左手)・・・石段の右に有名な南蛮鉄燈籠(伊達政宗奉納)が見える

 輪蔵                      廻燈篭
 

銅鳥居と前方に陽明門

上神庫

陽明門(国宝)を正面から・・・平成の大修理も済んで見事に蘇る

廻廊(国宝)は陽明門の左右に伸びる

陽明門左手の廻廊と正面に本地堂

本地堂内に有名な「泣龍」がある・・・内部は撮影禁止

陽明門の豪華な彫刻・・・別名「日暮し門」

陽明門をアングルを変えて見上げる・・・まさに世界遺産です

左大臣の随身像                 右大臣の随身像
 

陽明門の門内部の天井に描かれている狩野探幽作の昇り龍(右)と降龍(左)
 

御本社側から見上げる陽明門

陽明門の裏側にある唐獅子
 

御本社(国宝)・・・平成の大修理が進行中

御本社の唐門(国宝)は修復完了

唐門を正面から

神輿舎

左手が祈祷殿 ・・・右手は神楽殿

御本社の透塀の前にある一本燈篭

有名な眠り猫がある建物へ

眠り猫(国宝)・・・左甚五郎作と伝わる

坂下門・・・ここを通って奥の院へ

家康公の墓所・奥宮への参道

御宝蔵と狛犬                   奥社拝殿    
 

奥社拝殿

家康公の墓・宝塔・・・天和3年(1683年)鋳工

家康公のお墓の隣にある叶杉(樹齢600年)・・・すでに枯死していました

銅製の鋳抜門
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