June 16 '08
黒戸噴水滝は篠沢大滝が落ちる篠沢の手前にある沢、桑の木沢の一番奥にかかる滝で落差70ｍという巨瀑です。この桑の木沢には黒戸噴水滝以外にも沢山の滝があり、その滝群を見ながら渓流道（探勝路）を最奥まで進みました。当初、篠沢大滝への道のりよりその難易度は低いだろうとやや楽観視した気持ちで入渓しましたが、これが思わぬ見込み違い。岩に書かれた赤ペンキの目印を頼りに前進するが、渓流越えあり鎖場ありとまさにトレッキングコースそのもので何回も間違えながらの遡行、お歳の私にとっては参ったの一言でした。つった足を引きずりながら連れ合いにも助けられ、やっとの思いで帰ってきたのです。でも、「日本の滝100選」にも匹敵する黒戸噴水滝の前に立った時の気分は格別で、この苦労がウソのようでした・・・。
入渓後2時間かけて黒戸噴水滝の前に立つ・・・上部に激しい噴水も見えたが写真ではわかりません
足場の悪い岩上から眺める黒戸噴水滝・・・落差70ｍの巨瀑に目を見張る
上段をズームアップ・・・この位置からは噴水は見えません
岩に描かれた紋様が美しい
下段の滝をズームアップ・・・巨大な岩をなめて繊細に流れる
黒戸噴水滝の下流側・・・黒戸噴水滝の前衛上滝を見下ろす