長瀞の紅葉
Nov. 21 '05
 埼玉県を代表する観光の名所・長瀞には子供の頃から3,4回は訪ねています。長瀞町を流れる荒川が作り出した河岸段丘の奇岩群に、趣をそえる紅葉や桜の季節になると年間 200万人を超える観光客が訪れるといいます。今年の紅葉はやや遅くれていましたが、ようやく見頃を向かえ、早速、カメラ片手に長瀞周辺を散策してきました。また、日本武尊伝説の残る宝登山神社も近くにあり、長瀞ライン下りを楽しんだ後はゆったりと境内をまわりお参りしてきました。
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半月山展望台

 長瀞の代表的スポットの一つは、地下深度で高い圧力をかけられて隆起した結晶片岩が文字どおり岩畳となって広がる一帯と対岸にある秩父赤壁と呼ばれる絶壁です。そして、荒川の青く淀んだ瀞はこの時期が最高に清らかだと船頭さんが言っていました。なお、この岩畳のある長瀞は地質学的にも大変貴重な土地であることから、「日本地質学発祥の地」とも呼ばれています。今朝は8時半から岩畳周辺の写真を撮り始めましたがその間、出会った人は2組の老カップルのみで、霜の下りた岩畳上を一人ゆうゆうと散策してきました。

ライン下り、屋形船の発着場・・・下流方面

上の写真のさらに左側

ライン下り、屋形船の発着場・・・前方の岩は白鳥島

まさに「岩石園」です

左手は対岸の「秩父赤壁」

上の写真から少し上流部の東屋から見た「秩父赤壁」

全長800mにもおよぶ岩畳

上の写真から少し上流に進んで・・・

荒川と対岸は男滝・女滝方面の紅葉

上の写真からさらに上流の絶景

セルフタイマーにお世話・・・目に鮮やかな紅葉です

岩畳のくぼみにたまった池・・・「いろは四十八沼」と呼ばれています

見事な結晶片岩の段丘

10m以上もある岩崖

長瀞ライン下り

 長瀞ライン下りはやはり長瀞観光のメインです。今日は岩畳から高砂橋の少し先までを下るBコースで長瀞の自然が創りあげた芸術品を堪能そして、荒川流域を染めるモミジやクヌギなどの紅葉風景をゆったりと写真に収めながら30分あまりのライン下りを楽しみました。

さア長瀞ライン下りの出発です

象岩です・・・見えますか?        カルガモも気持良さそう  
 

右岸は蓬菜島公園

緑泥切片岩               赤泥切片岩
 

金石水管橋が見えてきました

金石水管橋をくぐり前方に見えてきた高砂橋

  ユッタリした流れ           ライン下りも終点です
 

金石水管橋

 やっと開いた茶店で一休みしていたら、長瀞きっての写真ポイントを店のおばさんが教えてくれた。 なんでも2,3日前にこの金石水管橋がTV(12チャンネル)で放映され、きのうの日曜日などはアマチュアカメラマンがわんさか押し寄せたという。きようは私一人でゆうゆうと写真を撮ってきました。

金石水管橋・・・かつて「金石の渡し」があったところ
 

金石水管橋上から眺めた上流方面

金石水管橋上から下流方面
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