立石寺・瑞巌寺・松島へ
Aug. 15~16 '05
 このツアーでは立石寺(山寺)観光がメインで参加しました。マイカーでも行ける距離ですが老骨になると遠出の運転が億劫になりついバスツアーになってしまいます。立石寺までは東北道から山形道を経由して行きますが、雨模様の天気に気をもませながら憧れの古刹・山寺に到着し早速、1000段を超える山登りに写真を撮りながら挑戦しました。足早の山登りで息も切れぎれ、最高地点では一瞬酸欠状態となり目まいを起こすアクシデントも・・・。そして、2日目の松島では瑞巌寺の見学がすんでお土産やさんに入った瞬間、大きな揺れの地震に遭遇(11時46分)。あわてて屋外に避難するも足元が定まらず・・でも、とっさに手にしていたビデオカメラを回しました。が、後で確認してもまったく撮影された形跡がなかったという不思議なおまけつきもありました。帰りが心配されましたが、なんとか東北道も開通し、予定より少し遅れましたが無事帰宅することができました。
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立石寺(山寺)
 立石寺(山寺)は貞観2年(西暦860年) に天台宗の慈覚大師によって開山された比叡山延暦寺の別院で、正式には『宝珠山立石寺』といいます。かっては1400石の寺領をもち、僧坊の数も36を数えた大寺院で東北地方を代表する霊場として多くの人たちの信仰を集めてきました。宝珠山は奇岩が折り重なるように続き、山腹の杉木立を縫って千百余段の石段を登ると静寂に満ちた世界が待っています。元禄2年(1689年)には、俳人松尾芭蕉も奥の細道の途中でこの山寺を訪れ、有名な『閑さや巖にしみ入る蝉の声』の句を詠んでいます。きょうはまさに盛夏の頃、深緑の中を写真を撮りながら1時間半の行程で散策を楽しみました。

宝珠山立石寺の遠景・・・山の中腹に見える建物は五大堂と開山堂

宝珠山立石寺の案内図

  奥の細道標柱              ここから登ります
 

根本中堂・・・ブナ材の建築物では日本最古           芭蕉句碑                       
 

清和天皇を慕う大きな御宝塔              日枝神社                
 

 曽良像                  芭蕉像
 

不朽の名句「閑さや・・・」の碑             念仏堂                   
 

     立石寺山門             長くてつらい石段がつづく
 

百丈岩の巨岩

姥堂・・・浄土口です               せみ塚          
 

    弥陀洞               さらに登り仁王門へ
 

仁王門・・・ケヤキ材の優美な門(140年前の建物)            性相院へ                                  
 

胎内堂と胎内くぐり

納経堂、開山堂、五大堂の遠景・・・納経堂は山内でもっとも古い建物という

  五大堂                開山堂の屋根
 

五大堂から見下ろす寺町の景色・・・山寺随一のパノラマが広がる

さらに登り、百丈岩に立つ納経堂と山峡の町を眺望

奥の院と大仏殿の全景・・・全山の一番奥の建物

奥の院といわれる如法堂・・・釈迦如来と多宝如来を本尊とする
 

 大仏殿                 一切経蔵
 

     三重小塔             この中に三重小塔が見える
 

前方には雲をいただく美しい山並みが広がる

杉木立を縫うように急いで下山・・・雨が降りそうです

 寺町は夕方のような雰囲気         宿泊は蔵王温泉エコーホテル
 
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