黄龍
July 19~24 '05
 黄龍は万年雪におおわれた雪宝頂の東麓に位置し、背後には玉翠峰を控え樹海に囲まれたエメラルドグリーンの湖沼群が点在します。標高は3100~3600m、全長3.6Kmに及ぶ湖沼群は地表に露出した石灰岩層に水がたまったもので、棚田のように連なる無数の小さな池 (特に、五彩池や争艶彩池)の美しさは言葉を失いました。きょうはまたとない好天気、空と山そして湖沼群の織り成すコントラストの美しさに心奪われ、「人間揺池」に魅了され続けました。九塞溝と比較して甲乙つけがたい素晴らしい景観です。 ただ、標高が高いため酸素ボンベなしでは息苦しく、立ち上がると目まいがきつくクラクラします。  4Km近い距離を登り勾配に向かって歩き続けるのは大変で、こうなると観光も命がけ・・・とうとう駕籠のお世話になりました。        
成都市内1(パンダ繁殖センター、杜甫草堂)
成都市内2(武候祠)
錦里と川劇

溝口(ホテルや駐車場)から玉翠山方向を写す

黄龍の入口広場から                 黄龍への入場門  
 

迎賓彩池

入場してまもなくエメラルド色の彩池が迎えてくれ、いよいよ黄龍の芸術鑑賞です

好天でも肌寒い                   駕籠の行列    
 

飛瀑流輝

飛瀑流輝が前方に小さく見える

飛瀑流輝に近づく

蓮台飛瀑

洗身洞

不妊の女性が入ると子宝に恵まれ、他の人が入ると長生きできるという

盆景池

緑に覆われた静かな池です

金沙舗池

全長1.3km,最大巾122mの石灰化した灘・・・金色に輝く岩肌は龍の鱗のような奇観を呈す

見事な黄金色の岩肌
 

前方の山は玉翠山(5160m)・・・夏でも雪をいただく

明鏡倒映池

婆夢映彩池

争艶彩池

争艶彩池は五彩池に匹敵するまさに「精緻な芸術」です

争艶彩池と山、雲のコントラストが映える・・・酸素ボンベは必携

棋樹流芳池

水盤のように水をたたえた池・・・縁の部分は石灰質の堆積により形成

      黄龍中寺                    足が棒になり駕籠のお世話になりました
 

黄龍古寺

黄龍古寺は独特の風格を漂わせた道教の寺院・・・「雪山寺」ともいう

五彩池

黄龍清風景区の最高所(標高3500m)に広がる湖沼群・・・至福に包まれるエメラルドグリーン

エメラルドグリーンも微妙に変化

なんという五彩池の美しさ・・・前方は黄龍古寺

まるで黄金の龍が身をくねらせているよう

鳥瞰した五彩池(手前の寺は兎王廟)・・・いつまでも離れたくない!

五彩池周辺の変わった池と高山植物
    

帰り道、駕籠から降りて争艶彩池を写す

駕籠屋さん・・・時々休憩です

黄龍に向かう途中の「雪宝頂」の眺め
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成都市内1(パンダ繁殖センター、杜甫草堂)
成都市内2(武候祠)
錦里と川劇