京都小旅行・お寺巡り
May 22~25 '05
 私たち夫婦と娘と孫の4人で3泊4日の京都小旅行を行ないました。 そして、私一人の別行動で、京都市内のお寺巡りを観光バスやタクシーを利用して足早に楽しんできました。 いつか行ったあの懐かしい寺院に再びめぐり会い、昔日の郷愁を偲んでおります。過去、京都には何回も来ていますが、お寺などの名所を回る機会はついぞなく今日に至りました。 今回、親子水入らずの旅行に各地で出会った名所旧跡以外に沢山の思い出を持ち帰ることができました。
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                 銀閣寺     哲学の道

金閣寺
 金閣寺は西に衣笠山、背後に左大文字山をひかえた景勝の地にあります。 応永4年(1397)に将軍職を義持に譲った足利3代将軍義満が、西園寺家から譲り受けた別荘を「山荘北山殿」と呼ぶ別邸に造りかえ隠棲しました。応永15年、義満が没するまで政治の中心でしたが彼の死後、その子義持により禅刹に改められ、義満の法号にちなんで「鹿苑寺」になったという。 舎利殿として建てられた金閣は鏡湖池に臨む三層の楼閣で、初層は寝殿造りの「法水院」、2層目は武家造りの 「潮音洞」第3層は唐風の「究竟頂」と三つの違った様式を見事に調和させています。昭和25年 (1950年) に、一人の学僧によって放火され焼失してしまった金閣寺は昭和30年に再建、昭和62年には金箔も全面張り替えられてきらびやかな姿に蘇りました。室町時代の文化は武家政権を確立した3代将軍義満の時代に開花しこれを、東山文化 (15世紀後半) に対比して北山文化と呼んでいます。

    総門               左に鐘楼を見る参道
 

切符売り場                 無字の経 
 

鏡湖池に映る金閣舎利殿

池泉回遊式庭園・・・西園寺家の旧苑池

斜め横から見た金閣舎利殿

   金閣の裏側              新緑に抱かれた鏡湖池
 

厳下水・・義満公お手洗いの水         龍門滝・・中央に鯉魚石   
 

    安民沢・・中央に白蛇の塚       夕佳亭・・・森宗和の造営と伝えられる茶室
 

        待合           不動堂・・・本尊の石不動明王を安置
 

夕佳亭に向かう途中で上から見る金閣舎利殿
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銀閣寺
 東山文化の代表として知られる銀閣寺は金閣寺とともに相国寺の山外塔頭のひとつで、正式名称は慈照寺といいます。この銀閣寺は1482年(文明14年)に建立された臨済宗相国寺派に属する禅寺で、室町幕府八代将軍足利義政公が祖父である三代将軍足利義満公の造営した北山殿金閣(鹿苑寺) にならって隠居生活を過ごすために山荘東山殿を造営。これが銀閣寺の発祥となり、義政公の法号である慈照院にちなんで後に慈照寺と命名されたという。

銀閣寺への道               銀閣寺総門 
 

宝形造りの国宝・観音殿(銀閣)と向月台・銀沙灘

 向月台(こうげつだい)          銀沙灘(ぎんしゃだん)
 

         本堂           東求堂(国宝)・・・義政公の持仏堂
 

   池の中にある大内石          前庭に映える東求堂(国宝)
 

観音殿(銀閣)と錦鏡池

展望所から見る観音殿(銀閣)

銀閣寺全景と京都市街

     お茶の井            千代の槙・・・樹齢500年
 

   杉林                銀閣寺境内図
 
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哲学の道
 銀閣寺から若王子(にゃくおうじ)に至る約2Kmの琵琶湖疎水分流沿いの小径で、近代を代表する哲学者・西田幾多郎氏が好んで散策し、思索にふけったところ。「日本の道百選」にも選ばれる散歩道です。
 
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