上海市内観光
Feb.  28 '00
 上海は人口1千600万人を有する中国一の大都会。中国に4つある直轄市の一つで、中国の歴史文化都市としても指定されています。 町には南北に黄浦江が流れ、昔からの歴史ある繁華街は浦西地区にそして、浦東地区は高層ビルが林立する近代的な町並みとなっています。

豫園
 豫園は上海城の北東部に位置する庭園で潘允瑞という四川布政使(四川省長)を務めた役人が父親、潘恩への孝行のため1559年から25年の歳月と家財を投じて造られた個人の庭園です。当時は5万平方メートルもの敷地面積がありましたが現在は約2万平方メートル、1956年に大改修されて“江南の名園”として一般に開放されるようになりました。

         豫園の入口門          江沢民さんが書かれた名筆・・・可愛い子供さん
 

大假山・・・武康黄石を14m積み上げて作った有名な築山

豫園の門をくぐって三稲堂・・・1760年に再建       三稲堂内部の3つの額                  
 

漸入佳境への入口・・・遊廊の前にある一対の獅子像(鉄製)
 

  遊廊を歩きながら太湖石の庭と渓流などが望める      銀杏の木・・・樹齢400年
  

  万花楼                 太湖石の庭
 

龍壁・・・点春堂と万花楼の間の壁上にある有名な龍壁

   龍壁と仲良く・・・         龍壁を見つめるツアー仲間
 

楼閣と石の調和がすばらしい         そして、和煦堂に向かう    
 

和煦堂には200年前の榕樹(ガジュマル)の家具が置かれています
 

  会景楼                会景楼の内部
 

玉華堂へと向かう              池に浮かぶ楼閣 
 

    玉華堂              書斎として使われた部屋
 

玉華堂の正面の庭に置かれた玉玲瓏と呼ばれる高さ3メートルの太湖石

太湖石に挟まれた回廊              珍しい白松        
 

       いかにも中国式建物        内園は豫園と合併、これは古戯台と呼ばれる舞台
 

豫園商城
 中国を代表する名店や老舗が集中する一大商店街で、伝統的な建築様式で建てられたみやげもの店やレストランはまさに中国という情緒が感じられます。3年前に一度来たときはこの商城のみの散策でしたが相変わらずの賑わいに上海の活力を思い知らされました。

   豫園商城の門             下町らしい雰囲気の商城
 

緑波廊・・・クリントン大統領も来店した中国料理店      有名な小龍包の店“南翔饅頭店”              
 

多くの観光客でごったがえす豫園商城

豫園商城内の小さな広場にある木      お金持ちになれるよう祈りました
 

緑波池という蓮の池に建つ湖心亭・・・400年前に建てたものを1784年に再建、左側には九曲橋

新天地
 新天地は旧フランス租界の街並と上海モダンが結合した上海で一番ホットなスポットです。現代的なビルの中にはレストラン、喫茶店、ブティックなどが並び多くの人出に出会います。

  石庫門建物の共同入口          新天地いかがですか・・・
 

新天地で現地ガイドさんも一生懸命・・・小田さんも熱心に聞いています

外灘と浦東の夜景
 黄浦江畔にある景色の美しい市街が外灘(英語名:Bund (バンド))と呼ばれところで上海のシンボル的スポットです。そして、黄浦江の対岸には新開発区・浦東があり、高層ビル群が林立してます。夜はライトアップされ、租界区だった各国の伝統的建物や浦東新区の超近代的ビル群が幻想的に浮かびあがります。

浦東新区・・・超近代的なビル群の中、左のタワーはシンボル的存在の東方明珠電視塔

外灘・・・租界時代の各国の商社・銀行などの伝統的建物と近代建築物がミックス

外灘(ワイタン)・・・旧上海の建物は外灘の象徴

全ての観光が終わりホテルでホッと一息
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