トレド
Dec. 10~17 '04
 スペインの代表的な観光地トレドはタホ川の蛇行に沿った花崗岩の高台に広がる自然の城塞都市です。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の3つの文化が混在し、1561年に首都がマドリードに移されるまで重要な首都として数々の支配者に統治されてきました。城壁の中は曲がりくねった石畳の小路が続き、教会や古い宮殿が目の前に壮麗な姿を現す旧都の面影を今に伝えています。そして、現在の人口は約5万人だそうです。 

タホ川の対岸から望むトレドの美しい全景(1)

タホ川の対岸から望むトレドの美しい全景(2)

さまざまな様式が混在する巨大なカテドラル

カテドラルの入口
 

     回廊                   カテドラルの身廊中央
    

  路地からカテドラルの鐘楼を見る        サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会
    

サン・マルティン橋(13世紀に築かれた)             橋の中央で・・・                  
    

サン・マルティン橋の城門・・・門の中央にはトレドの紋章がある(右)
     


対岸の城門                    タホ川の流れ
    

 アルカンタラ橋                トレドの象ガン細工
   

サント・トメ教会
 エル・グレコの傑作の一つといわれる「オルガス伯の埋葬」があることで知られる教会。そして、この教会を修復した人はオルガスの領主ゴンサロ・ルイス・デ・トレドという人です。

ムデハル様式の教会・・・エル・グレコの絵は撮影禁止
 

トレドから帰ってホテルで最後の夕食・・・添乗員、北田さんのよもやま話を聞くツアーの人たち

セゴビア
 15世紀にはカスティーリャ王国の中心地として重要な役割を担ったセコビアの町。今でも旧市街は城壁に囲まれていて歴史上貴重な構造物が昔のままに残されています。このセゴビアはマドリッドから北西約95kmの高地にあり冬場はかなり冷え込むようです。何といっても有名なのは、2000年の歴史を誇るローマ水道橋と世界遺産に指定されている旧市街地です。

ローマ水道橋 1960年代頃までフェンフリア山からセゴビアに給水していた

この付近の高さは28.9mで全長728m

ヨーロッパで最も原形に近い姿で保存されているローマ水道橋

ローマ水道橋の終点(アベンダーニョ広場)       アソゲホ広場からカテドラル方面に向かう
    

スペイン最後のゴシック建築のカテドラル

サン・ミゲル教会・・・イサベル女王の即位式があった

白雪姫のお城
 ディズニー映画のモデルとなった美しい城で、1474年イサベル女王はこのアルカサールに拠ってカスティーリア女王を宣言したという歴史的にも重要な城です。
           (外壁を囲む通りから撮影)

アルカサールの正面・・・今でも再建修復作業が続けられている

武器博物館
 

王座の広場の見事な格天井              イサベル女王のベッド    
    

     イサベル女王が即位した時の絵         セルバンテス(ラ・マンチャの男)のステンドグラス
    

金の王冠の入口門                  広場に立つ像   
    

アルカサールから見るエレスマ川と周囲の町並み
    

  茅ヶ崎の石黒さん夫妻と最終日のランチ        そして、マドリッドのバラハス国際空港から帰途へ
    
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