三日目(阿寒湖・鶴見台・釧路湿原・池田・幸福駅)
Oct. 29~1 '04
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阿寒湖
 阿寒湖といえば「マリモ」を思い浮かべます。豊かな自然が育んだ世界的にも貴重なマリモは阿寒湖畔の「ビジターセンター」と阿寒湖上のチュウルイ島にある「マリモ展示観察センター」 だけしか見られないという。早朝、湖畔を写真を撮りながら30分ばかり散策しました。

雲が垂れこめ雄阿寒岳は見られません

雄阿寒岳の噴出物によって生まれたせき止め湖、阿寒湖は摩周湖ほどの透明度はありません

この奥の方にマリモ生息地         阿寒湖には遊覧船が走ります
 
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阿寒湖アイヌコタン
 北海道開拓時代の同化政策によって狩猟民族であった北海道の先住民族アイヌが180度の生活転換を余儀なくされた苦難の歴史がありました。現在はアイヌ伝統の木彫りの土産などを販売する民芸店を開いているほか、アイヌ文化の継承などさまざまな活動をおこなっています。このアイヌ民族の踊りもその一つで、土地特有の踊りを後世に伝えています。このアイヌ古式舞踊は国の重要無形民族文化財として北海道で唯一指定を受けたという。

アイヌ部落入り口・・・民芸店が立ち並んでいます
 

イオマンテの火祭り・・・アイヌ古式舞踊が始まりました

アイヌ文化を彩る勇壮な叙事詩を夜空に燃える炎とともに幻想的に演じます
 

おどけた踊りも・・・   女性たちの髪を振り乱した踊り   剣の舞もありました

30分の舞踊鑑賞で幸福がきそうです
 

鶴見台
 道々53号線沿いにある鶴見台にはこの時期、相当数のタンチョウが飛来し餌をついばんでいました。冬の最盛期には150羽近いタンチョウも見られるという。が、タンチョウに雪玉を投げるなどマナーの悪さも最近問題となっているようです。餌付けをしている渡部トメさんは昭和57年紅白歌合戦に審査員として登場するなど有名なタンチョウおばさんだそうで私にも親しそうに話しかけてくれました。

40羽近いタンチョウが悠然と餌を食べていました

ズームで見ると大きいです

 幸運にも雨が小ぶりとなって・・・    この方が有名なタンチョウおばさんです
 
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釧路湿原
 釧路湿原は海岸線が徐々に後退して約3000年ほど前から現在のような姿になったといわれ、広さは東西に約25km、南北に約36kmあり日本にある湿原では最大規模(東京ドームの約5,600個分に相当)を誇っています。北斗展望台からは視界をさえぎるものもなく、釧路湿原の広さや大きさがよく実感できますが、生息する丹頂鶴などは見えませんでした。

小雨降る釧路湿原は霧に煙っていました・・・北斗展望台から

 写真もボヤットとしてます         広さだけは実感できました
 

美川憲一の「釧路の夜」で歌われた幣舞(ぬさまい)橋          釧路川河口の岸壁                              
 

池田ワイン城
 十勝平野の池田町はワインの町で、通称「池田ワイン城」で親しまれている町営のワイナリ-があります。 ブドウ園、ワイン工場、研究室などで多くの町民がワイン産業に貢献しているようで、いつでも工場見学とワインの試飲ができるそうです。

「池田ワイン城」で親しまれている町営のワイナリ-と周辺案内図
 

幸福駅
 「愛の国から幸福へ」のきっぷが大人気となった幸福駅、残念ながらもう10数年以上前に廃止となった広尾線の小さな駅です。しかし、今でも駅を訪れる人は多く、駅前の土産物屋さんでは入場券等の切符を売っています。そして、駅のカベには願掛けなのか名刺、写真、学生証やらがイッパイぶら下がっていてまぶしいくらいです。駅の構内には使われなくなった気動車がポツンと残されたまま寂しそうにしていました。

これが有名な「幸福駅」です

   にわか駅長です            ポツンと置かれた気動車
 

    可愛いプラットホーム          10数年前に廃止された広尾線
 
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