韓国・ソウル散策
Mar. 2~4 '09
 Nソウルタワーからの夜景が見たくてフリープランの旅で訪問しました。韓国には5年前に一度訪れて世界遺産めぐりをしましたが、今回は夜景を中心に板門店ツアーにも参加し、普段味わえない緊張した地域・場面を垣間見ることができ歴史の深刻さも心に刻みました。そして、ソウル市内の徳寿宮などにも立ち寄って痛み出した膝をかばいながら帰途につきました・・・。
Nソウル・タワーからの観光
徳寿院


板門店ツアー
Mar. 3 '09
 板門店(パンムンジョン)は1953年朝鮮戦争(現在、韓国では韓国戦争と言っている)の休戦協定が調印されたところ、この周辺を見学する板門店ツアー (非武装地帯ツアー) に参加して朝鮮半島分断の歴史と現在の状況を目の当たりにしてきました。

オドウ山統一展望台
 ソウルから自由路に沿ってバスで約40分、オドウ山統一展望台に着きました。この展望台からは臨津江(イムジンガン)とその向いにある北朝鮮住民の生活の樣子が見られるという、が雪の降る中でしたので視界が開けずその様子はわからない。少し時間が経ってうっすらと北朝鮮側が確認できました。

オドウ山統一展望台・・・雪の降る中、到着しました

分断地域の衛星写真                北朝鮮・小学校教室  
 

北朝鮮・中産階級の居間                   統一記念室          
 

漢江と臨津江の合流点・・・前方に北朝鮮が見えてきた

レストランで歌手(脱北者の一人)が歌う             プルコギの昼食                    
 

板門店
 板門店は韓国・ソウルから北西に62km、北朝鮮・平壤(ピョンヤン)から南へ215kmに位置しています。この板門店は停戦協定の締結後、UN側と北朝鮮側との共同警備区域 (前後左右の距離わずか800mの狭い地域)。 公式にはUN軍と北朝鮮軍の共同警備区域「Joint Security Area」と呼ばれていて、韓国と北朝鮮の間、行政管轄権がない特別な区域です。

UN旗の前で記念写真・・・武装兵士が警護する

板門店の地図と見学コース(青矢印)・・・一点鎖線が軍事境界線(休戦ライン)

     UN旗が立つ記念碑             見学者はこの碑奥の建物で宣言書に署名
 

北朝鮮の「板門閣」・・・手前の建物は「本会議場」

「板門閣」に立つ北朝鮮軍人・・・北朝鮮側に指をさすと厳しく止められる

少し高台から北朝鮮側を見る            「自由の家」・・・UN側     
 

本会議場・・・旗の立つ位置が休戦ライン

テーブルの上に休戦ラインのマークがある・・・直立不動の韓国軍人は蝋人形のように微動だにしない

韓国側から奥の北朝鮮軍人を見る・・・写真を撮っている人は北朝鮮側に入る

北朝鮮軍人とツーショット               こちらは韓国軍人と     
 

北朝鮮の「板門閣」方向を監視するUN軍兵士・・・バスの中から撮影

手前をズームアップ・・・小さな建物はUN側の監視小屋、その右手に「帰らざる橋」
非武裝地帯の北朝鮮側を見る見学者↑


「帰らざる橋」
 橋の真ん中を軍事分界線が通る、1953年の休戦以後この橋で捕虜交換が行われた。この捕虜交換の時、一旦南か北かの方向を決めたら2度とこの橋を渡って帰ることができなかった・・・そこで「帰らざる橋」の名前がつく。

北朝鮮が宣伝する「ギジョンドン村」・・・160m世界最大の掲揚塔が見えるが村民はいないという

北朝鮮兵士が起こした「斧蛮行事件」の碑       UN(国連軍)の碑を入れて北朝鮮側を見る
 
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