北京観光旅行 その2
Mar. 19 '04

頤和園
 「紫禁城」ともいわれ、世界最大規模の総面積72万㎡、部屋数9000もが完全な形で保存されている皇帝の宮殿です。明代14人の皇帝,清代10人の皇帝が中国を491年間にわたって統治した皇帝支配の象徴とされる居城。午門をくぐり1万坪を越える前庭と太和殿を目の当りにしたとき、その歴史的遺産の重みと建築物の荘厳さに目がくらむ思いでした。紫禁城の宝物の多くは、内戦中に国民党が台湾に持ち込み、現在台湾台北の「故宮博物館」 に保管されているようですが、紫禁城の偉大さを体感するにはここ北京の故宮がまさに相応しいようです。

午門(ウーメン)・・・門の規模としては世界最大級

太和門

太和殿(タイフーディエン)・・・中国最大の木造建築物

太和門前の堂々とした青銅獅子像        太和殿から太和門方向       
 

   皇帝の玉座                   屋根かざりが美しい
 

防火水をためていた金の鉢             巨大な基礎石        
 

中和殿                    保和殿
 

 数メートルの厚さの石組み             雲龍階石・・・龍のレリーフ
 

 西六宮方向                乾清門       東六宮方向

西太后が10年間居住した西六宮           西太后の寝室と座ったイス                            
    

      西六宮の前で・・           清朝の終焉の御前会議場・・・養心殿
 

壮大な朱塗りの外壁              故宮の平面図    
 

最後の皇帝、溥儀の親戚の方・・・書道家     多くの作品が展示販売されている    
 

天安門広場
 天安門広場(面積40万㎡)は都市の広場としては世界最大級のもので、日の出と日の入の時刻に行われる荘厳な五星紅旗の掲揚・降揚は大国のイメージを刻んでくれるという。広場の東側は中国革命博物館と中国歴史博物館、西側は人民大会堂、南側は正陽門と箭楼があります。1949年10月1日、この天安門の門上で毛沢東が新中国成立の宣言をしました。また、1989年6月4日には学生たちによる民主化運動「六四事件」が発生し、日本でも連日その凄惨な場面が「天安門事件」として報道されました。その中で、走る装甲車の前に立ちふさがった勇敢なる若者たちの姿が今でもまぶたから離れません。そして今日も、この場所は多くの観光客で賑わっていました。

1949年10月1日、毛沢東によりここ天安門で中華人民共和国の建国が宣言された

      車中より撮影          最近、全人代が行われた人民大会堂
 

毛沢東主席祈念堂                  中国国立博物館  
 

夕食はピリ辛の四川料理・・・いちばん口に合いました
 

北京雑技団

 大道芸だったアクロバットを劇場のショーとして完成させた中国風サーカス。 特に上海雑技団が有名ですがきょうの北京雑技団も素晴らしい。度肝をぬかれるアクロバットのパフォーマンスにはハラハラの連続です・・・照明も工夫されていて鮮やかでした。

魅了する女性団員のしなやかな身のこなしや男性団員の力技が光ります
  

  

  

北京首都空港から帰途につきました
  
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