フェニックスカントリークラブは「ダンロップフェニックストーナメント」の舞台として、世界にその名を知られる27ホールの名門コース。場所は太平洋を望む風光明媚な日向灘にあり、樹齢150年を越える約60万本の黒松林にレイアウトされたシーサイドコースです。特に、「風」、「松林」という自然のハザードが大きな特徴となっています。同コースは、住吉、高千穂、日南の3コース(各9ホール)で構成され、トーナメントでは住吉、高千穂が使われます。「第29回ダンロップフェニックストーナメント」は11月21日(木)から開催されますが、世界最高のスーパースター、タイガー・ウッズをはじめディフェンディングチャンピオンのデビッド・デュバルやセルヒオ・ガルシアら世界の強豪が参加を決め一段と注目される大会になるでしょう。名挑会メンバー4名はこの名門コースに挑戦すべく、格安ゴルフツアーに乗って遠路宮崎までやって来ました。芝の補修で本グリーンが使えないところもありましたが、チャンピオンティー(フルバック)からのティーショットも許され満足するラウンドとなりました。何といってもティーショットが難しく、左右の松林に入れると1打や2打のペナルティは覚悟しなければなりません。住吉コースの8番パー3,9番パー5ではツアー選手になった気分でプレーしましたが、トーナメントプロがテレビで見せる華麗なプレーとはほど遠くゴルフの難しさを改めて認識しました。でもこのハーフ、石井氏は38回とプロ級のスコアーであがり、有川氏も40回とこれまた素晴らしいスコアーでしたが小沼氏、栗原はいまいち、スコアーは内緒にしろとの天の声でノーコメントで~す。
宿泊はシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート。優雅な広々とした客室からは太平洋の雄大な景観が眺望でき、このようなホテルに泊まることの少ない私にとっては幸せ以上の感激がありました。夕食は中華料理そして、アルコールもお腹に入りその勢いで宮崎市一番街へと繰り出しました。やや高級(?)そうなスナックに案内されイザベラさんというボーランド女性と歴史や政治について歓談しながらカラオケも歌い楽しい一時を過ごしました。
翌朝はトム・ワトソンコースでのラウンド。世界で唯一トム・ワトソンの名前がついたコースで、フェニックスカントリークラブと同様松林にセパレートされた難しいホールが続き、バックティーからの距離7,012ヤードは想像以上に長くスコアーメイクに苦しみました。そのうえきょうは雨中のゴルフとなりましたが、寝覚めのよい栗原が頑張り前半39回は納得のスコアーで前日の借りを返すことができました。
2日間のゴルフはまさに松林との戦い!!苦しめられた松林の怨念と堪能した宮崎の夜を胸中にしまいこみながら帰路につきました。では、いくつかの写真をご覧ください。
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