自作パソコン9号リフレッシュ機
June 9 '14
 自作パソコン9号機を構築して2年3か月が経ちました。この9号機は当初OSとして、Windows 7をインストールして構築したものでその後、Windows 8を経てWindows 8.1 にアップグレードして使ってきました。 その間、CPUなども高性能パーツに換装したりハード面もかなり入れ替えています。その影響かどうかわかりませんが、Windows 8.1 Proにしてから、動きの一部にやや緩慢なところが出てきて多少イライラもありました。さらに、自作パソコン9号機はかなりの高性能機でもあったので、クーラー音など騒音も気になりだしていました。最近の第四世代Coreプロセッサー(開発コード名:“Haswell”)の性能向上で、写真の現像・レタッチやビデオ編集などの重い操作も比較的容易にこなせるようになってきています。そこで、この“Haswell”の後継機としてつい最近上市された“Haswell Refresh”(Core i7-4790)を中心に構築すれば、もっと経済的で省エネタイプの自作パソコン機ができるのではないかと思い、早速試みてみたのです。今回、高性能CPUとして新第4世代Core「Haswell Refresh」のCore i7-4790を選び、自作パソコン9号リフレッシュ機として構築。この構築にあたり、パーツ類の交換はメインのCPUとマザーボードのみ(一部、SSDも追加装着)で、大部分のパーツは自作パソコン9号機を引き継いでいます。
 そして今回は、SSDとHDDの組み合わせで設定するRaidを試みようと思いましたが、この方法はOSのインストールをHDDにしなければならず、設定手順に少し面倒なところもあったので、今まで通りOSのインストールはSSDにして高速化を図りました。 ハード面の構築は比較的簡単な作業で終わりいつものように、OS(Windows 8.1 Pro) のインストール(都合でWindows 8をプレインストールした後、Windows 8.1 Proにアップグレードする)から各種アプリケーションソフトのインストールと進み、マザーボードなどの各パーツ類のドライバーも最新のものに更新して行きました。この自作パソコン9号リフレッシュ機はビデオカードやサウンドカードも省略し、簡易水冷キット(CORSAIR製 CWCH80)も外しています。よって、極めて省エネタイプでありながら、写真の現像・レタッチやビデオ編集などもほぼストレスなくできることがわかりました。自作パソコン11号機と同様、メインパソコンとして今後大いに活用していきたいと思っています。
 なお、自作パソコンのメインパーツであるマザーボードについては、自作パソコン10号機から11号機そして、この自作パソコン9号リフレッシュ機を含め3台続けてASRock製のものを使用しています。自作を始めた初期から最近までは定評のあるASUS製のマザーボードのみを使い続けてきました。でも、このASRock製のマザーボードも最近はかなり改良され評判も良くなっています。使ってみた感想ではなかなか使い勝手も良好、斬新な機能も付帯しているので価格の割にはGoodだと思いました、今まで大きな不具合にも出会っていません・・・。


・SDDを2台装着したのでEaseUS Todo Backupを使ってクローンを作成

 ホーム画面                  クローンを選ぶ
 
  
  クローンするディスクを選択       クローン前後のディスクレイアウト
 

クローンの進行状況

自作パソコン9号リフレッシュ構の完成・・・パソコン内部がすっきりしました

自作パソコン9号のパソコン内部・・・ビデオカード、サウンドカード、簡易水冷キットが存在

自作パソコン9号リフレッシュ機の構成
 種別 メーカー名              製品名  価格  購入先
CPU Intel Core i7 4790 BOX

・ソケット形状:LGA1150  
・コア数:4/8スレッド
・動作クロック(周波数) 3.6GHzターボブースト時最大4GHz
・3次キャッシュ(L3) 8MB
・命令セット; 64Bit
・Max TDP 84W
・メモリーの種類 DDR3-1333/1600
・CPUに統合されたGPUコア Intel HD Graphics 4600

31,000.- ドスパラ
マザーボード ASRock製 Z97 Extreme6

・ソケット形状:LGA1150
・チップセット Intel Z97
・Core i7 CPUに対応
・DDR3メモリー×4枚(最大32GB)対応
・PCI Express 3.0に対応 PCI Expressx16スロット×3、
PCI Expressx1スロット×2
・1 SATA Express, 10 SATA3, 1 eSATA, 1 ウルトラ   M.2 (Gen3 x4), 1 M.2 (Gen2 x2/SATA),
・10 USB 3.0 (前面に 4 個、背面に 6 個), 5 USB 2.0   (前面に 4個、垂直タイプ A 1 個)
・グラフィックス出力オプション: DVI-I, HDMI, DisplayPort
・Dual LAN: 1 Intel Gigabit LAN, 1 Realtek Gigabit LAN (Intel製が認識せず)
・オーディオ機能  7.1 チャネル HD Audio およびコンテンツ保護機能 (Realtek ALC1150 オーディオコーデック), Purity Sound™ 2 & DTS Connect
   
20,340.- ドスパラ
メモリ A-DATA AX3U1600GC4G9-2G  (DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)
                 
・規格:PC3-12800 (DDR3 1600)
・メモリ4GB×6 計24GB
・動作クロック: 1600MHz   
・モジュール240pin DIMM
   
7,960.-
8,000.-
エディオンイードットコム

ストレージ













ストレージ



 

[SSD]
Buffalo





[SSD]
ADATA








[HDD]
Seagate





SSD-N256S/PM3P

・Serial ATA(1.0~3.0)接続/256GB(Serial ATA 6Gbps対応)
・搭載フラッシュメモリー MLC
・(PLDS)社製SSDを採用。コントローラーにMarvell社製、メモリーは東芝製NANDフラッシュを搭載

XPG ASX900S3-256GM-C [256GB 2.5インチ] 

・Serial ATA(1.0~3.0)接続/256GB (Serial ATA 6Gbps対応)
・搭載フラッシュメモリー MLC
・読み取り速度(MB/s):550 書き込み速度   (MB/s):530
・Trim、NCQ、S.M.A.R.T.の各コマンドに対応

Barracuda 7200.11 ST3750330AS×2

・SerialATA2  3Gb/s  NCQ 
・750GB×2=1、500GB(1.5TB)
・7200rpm / 32MB cache
・HDCP対応

・Seagate 3.5インチ ST3000DM001 1TBプラッタ採用
・SerialATA3  6Gb/s  NCQ 
・3、000GB(3.0TB)
・7200rpm / 64MB cache
・HDCP対応
   

41,558.-






12,956.-






23,300.-




10,355.-


 

イートレンド






ドスパラ





Faith Internet Shop



アマゾン



BD/DVD/CDドライブ パイオニア BDR-S07J-W

・記録ディスク BD/DVD/CD
・再生ディスク BD/DVD/CD
・バッファ4MB
・BD(1層メディア25GB、2層メディア50GB)に加え、BDXL™規格に対応したすべてのディスク(BD-R XL:3層メディア100GB、BD-R XL:4層メディア128GB、BD-RE XL:3層メディア100GB)への記録と再生が可能。さらに、BDXL™対応PC用ドライブとして初めてBDに12倍速で、BDXL™ディスクに6倍速で記録することが可能。

20,467.- イートレンド
PCケース Corsair CC8001DW (フルタワー)

・対応規格 :E-ATX、ATX、Micro ATX
・主素材:アルミニウム+スチール
・5.25インチベイ×5
・3.5インチホットスワップベイ×5
・3.5インチシャドウベイ×2
・拡張スロット×7
・ケースファン:3基(140×140×25mm 約1000rpm)

32,970.- PC DEPOT
リーダー/ライター  Buffalo  BSCR09U3WH

・USB3.0に対応した超高速のカードリーダー/ライター
・6種類のメディアに対応。SDXC UHS-Iやメモリースティック PRO-HG duo、コンパクトフラッシュなど
・5インチベイ用小物ケースにセットして使う

 
2,500.-  アマゾン 
ネットワーク・アダプター  Intel  インテル Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
(Pro/1000CT)
3167.-  hakaku 
USB3.0ボード  Buffalo  (IFC-PCIE4U3S)
・対応バス: PCI Express x1 (Rev.2、Rev.1)
・規格: USB3.0/USB2.0
3,218.-  アマゾン 
電源 Abee ZE-850EZⅡ

・ATX12V Ver.2.3準拠(SSI-EPS12V互換)
・150mm×86mm×158mm
・ファン 静粛型135mm(自動制御機能付)
・定格出力 850W

18,800.- ツクモ
OS Microsoft
Microsoft Windows 8.1 Pro



ヤフーオークション

液晶ディスプレイ
BenQ Japan 27型LCDワイドモニター GW2760HS (ノングレア・・・非光沢)

・Eye-careディスプレイ(フリッカーフリー)
・解像度1920×1080ドット
・入力端子 ミニD-Sub15ピン/DVI-D(HDCP対応)/HDMI
・輝度300CD/㎡  
・コントラスト比3000:1 (DCR:2000万:1 )
・応答速度12ms(GTG 4ms)
・ 視野角左右178度 上下178度
                
23,800.- e-TREND
PCスピーカー  オンキョー  GX-77M

・形式 アンプ内臓2ウエイ・バスレフ型
・定格周波数範囲 40~100KHz
・最大出力 15W+15W(4Ω)

17,000.-  ECカレントネット通販 
その他    キーボード、マウスはロジクール品 10,000.- ネットショップ

ASRockマザーボードのAチューニングについて

 Z97 Extreme6のA-チューニング画面の一部です。直前に自作した自作パソコン11号機のZ87 Extreme6のA-チューニングとはほぼ一緒の内容です。なお、UEFIのアップデートもこのAチューニングから簡単にできました。UEFIはUnified Extensible Firmware Interface の頭文字をとったもので、PC の起動時に、ファームウェアインターフェイスは PCの起動プロセスを制御し、その後、制御を Windows またはその他のオペレーティング システムに渡す役目をする。従来のBIOSとも互換性があるとのこと・・・(Microsoftのページより)。

Performance/Standared/Power Saviningの3モードとTools画面
 

Tools-DISK Health Report-SSDの例

Tools-DISK Health Report-HDDの例

Tools-XFast LAN

System Info

ベンチマーク結果  OS: Windows 8.1(64bit)

 SSDのWrirteとReadの値がハードディスク(HDD)に比べて4倍程度高い。Windows 8.1 Pro 64bitや全てのアプリケーションソフトはこのSSDにインストール。

   2.5インチSSD(256GB)(ADATA製)          2.5インチSSD(256GB SATA3)(Buffalo製)
 

  3.5インチHDD(750GB)・・・SATA2           3.5インチHDD(3TB)・・・SATA3  6Gb/s
 

UEFI-Main画面のスクリーンショット・・・F12を押すとスクリーンショットができる

UEFI-H/W Monitor画面のスクリーンショット