自作パソコン15号機構築
Feb. 5 '18
 メインで使っていた自作パソコン12号機がやや不安定で、Windows 10 の動きも色々と複雑になっていたので、一部のパーツを引き継ぎながら新たに自作パソコン15号機として構築しました。今回構築した15号機は CPUにコードネーム「Coffee Lake-S」 という第8世代となる最新のIntel® Core™ i7-8700K Processor (動作クロックが3.70 GHz、ターボブースト時最大4.7GHz)を採用。マザーボードはこれに対応するASUS ROG STRIX B350-F GAMING を用いました。そして、メモリはこのマザーボードのIntel Z370チップセットに対応するPC4-21300 (DDR4-2666MHz) を16GB積みました。構築にあたって、PCケース、電源、HDD、SSD,M.SSDなどは以前のパーツを転用しています。なお、Windows 10 PRO のインストール操作でちょっとした戸惑いがありました。それは今までのWindows のインストール方法が一部通用しなくなっていたのです。今回インストールディスクに使用予定のSSDやM.SSDが以前の形式でフーマットされていた(当時のフォーマットでパーティションが切られていた)ために、「ドライブ&パーティションにWindows をインストールすることができません」となり、インストールが不可能でした。思いもしないことで少し焦りましたが、ネットで情報を調べ実行してみました。まず、使いたいハードディスクに作成されていたパーティション(MBRフォーマット)をすべて削除し、「最新の情報に更新」などをクリックしさらに、「新規」に入りハードディスクがGPTフォーマット形式に変わると、インストールが可能となったのです。Windows のインストールで少し戸惑いましたがインストールが完了し、必要なアプリケーションソフトなどを順次インストールして自作パソコン15号機が快適に動き出しました。今までWindows 10 内の多少の不具合やアプリケーションソフトの立ち上がりなどに違和感がありましたが、新構築した自作パソコン15号機ではそのようなことはなく、極めて快適に動いています。CPU,メモリ、マザーボードなどが最新の高性能パーツであることが、大きな要因なのでしょう。SILKYPIX Developer Studio Pro8での現像・レタッチやホームページビルダーでの写真データの保存操作などもストレスなくでき、今後の活用がますます楽しみになってきました。


自作パソコン15号機構築・・・電源の取り付け(ケーブルは背面に)

マザーボード(ASUS ROG STRIX B350-F GAMING)とCPU(Core i7-8700K)

CPU、CPUクーラーとメモリーをセット

ビデオカード、SSD、HDD、電源等を取り付けて結線・・・自作パソコン15号機が完成

M.2 SSD 2280タイプをM.2 Socketにセットした画面を拡大

バックパネルコネクター・・・USB3.1 Gen2 Type-Cが目新しい

自作パソコン15号機の構成
種別 メーカー名 製品名 価格
CPU Intel Intel® Core™ i7-8700K BOX 「Coffee Lake-S」

・ソケット形状; LGA1151
・コア数:6/12スレッド
・動作クロック(周波数) 3.70GHz ターボブースト時最大4.7GHz
・3次キャッシュ(L3) 12MB
・命令セット; 64Bit
・Max TDP; 95W
・メモリーの種類; DDR4-2666/DDR4-2400/DDR4-2133
・プロセッサー・グラフィックス;Intel® UHD Graphics 630

68、017.-
(CPU+MB)
CPUクーラー  Thermalright HYPER TX3 EVO

・対応CPUソケット  LGA1150/1151/1156/1155/775
・銅製ヒートパイプ3本使用
3、035.- 
マザーボード ASUS ASUS ROG STRIX Z370-F GAMING (Z370 1151 DDR4)

・チップセット:Intel Z370
・対応メモリ DDR4 4000(O.C.)/3866(O.C.)/3733(O.C.)/
3600(O.C.)/3466(O.C.)/3400(O.C.)/
3333(O.C.)/3300(O.C.)/3200(O.C.)/3000(O.C.)/<> 2800(O.C.)/2666/2400/2133
・DisplayPort  DVI-D×1/HDMI×1/DisplayPort×1
・PCIe 3.0 x16×3、PCI Express x1
・6 (SATA3 6Gb/s) 2 (M.2 Socket 2280対応)
・[USB3.1 Gen.2(10Gb/s)]:2(バックパネル) [内1つはType-C]<> [USB3.1 Gen.1(5Gb/s)]:2(バックパネル) / 2(内部ピン)<> [USB2.0]:2(バックパネル) / 2(内部ピン)
・1000BASE-T×1
・対応OS:・Windows 10 (32/64-bit)
・フォームファクター:ATX

68、017.-
(CPU+MB)
メモリ Crucial CORSAIR DDR4-2666MHz(CMK16GX4M2A2666C16)
                 
・実装メモリ(RAM) 合計 16GB
・規格:PC4-21300 (DDR4-2666MHz)
・定格電圧:1.2V
・動作クロック: 2666MHz
・モジュール: 288Pin DDR4-SDRAM Unbuffered DIMM
・XMP:XMP2.0対応
  
23、980.-
ストレージ 
[SSD]
Sumsung








[HDD]
Seagate








[M.2SSD]
Sumsung




Samsung SSD 850 EVO シリーズ MZ-75E500B/IT

・SATA (6Gb/s) ※SATA 3Gb/s およびSATA 1.5Gb/s 互換
・搭載フラッシュメモリー Samsung V‐NAND
・読み取り速度(MB/s):540 書き込み速度   (MB/s):520
・Trim、NCQ、S.M.A.R.T.の各コマンドに対応

Barracuda 7200.11 ST3750330AS
・SerialATA2  3Gb/s  NCQ 
・750GB×2=1、500GB(1.5TB)
・7200rpm / 32MB cache
・HDCP対応

Seagate 3.5インチ ST3000DM001 1TBプラッタ採用
・SerialATA3  6Gb/s  NCQ 
・3、000GB(3.0TB)
・7200rpm / 64MB cache
・HDCP対応

SAMSUNG MZVPV256HDGL-00000 NVMe 256GB M.2 2280
  (インストールディスクとして使用)
・インターフェイス:M.2 2280 PCIe3.0 Gen3 x4 接続
・使用フラッシュ:Samsung MLC
・サイズ: 80.0mm x 22.0mm x 3.73mm
・データ転送速度は最大リード2260 MB/s、最大ライトは1600 MB/s
・NVMeテクノロジー対応で高速化: 最大64K個のキューに対応し、AHCIの32個に比べ2000倍と大幅に増加。マルチタスク時のランダムアクセスに強い
・別売のM2P4Aを使用すれば、PCIe x4,x8,x16スロットでも使用可能
・OSはWin8.1とWin10が対応済


16、617.-





11、500.-





10、355.-






12、500.-





 

BD/DVD/CDドライブ
パイオニア BDR-209BK/WS2  (Windows10対応)

・BD-R16倍速書込。AVCREC、CPRM対応。
・書込みスペック: BD-R×16、 DL×14、BD-RE/ DL×2、DVD-RAM×5、DVD±R×16、
・DVD±R DL×8、DVD-RW×6、DVD+RW×8、CD-R×40、CD-RW×24
・読出しスペック: BD-ROM/R×12、BD-ROM/R DL×8、BD-R LTH×8、BD-RE×10、
・BD-RE DL×6、DVD-RAM×5、DVD-ROM/±R×16、DVD±R DL×12、
・ DVD±RW×12、CD-ROM/R×40、CD-RW×24
・バンドルソフト: サイバーリンク】Windows10対応※要アップデート

8、700.-
PCケース Corsair CC8001DW (フルタワー)

・対応規格 :E-ATX、ATX、Micro ATX
・主素材:アルミニウム+スチール
・5.25インチベイ×5
・3.5インチホットスワップベイ×5
・3.5インチシャドウベイ×2
・拡張スロット×7
・ケースファン:4基(140×140×25mm×2 120×120mm×2を新品に交換)・・・PWMファン(4ピン)

32、970.-
リーダー/ライター  Buffalo  BSCR09U3WH

・USB3.0に対応した超高速のカードリーダー/ライター
・6種類のメディアに対応。SDXC UHS-Iやメモリースティック PRO-HG duo、コンパクトフラッシュなど

2、500.- 
電源 オウルテック
SS-750KM3S

・80PLUS GOLD認証、電圧安定コネクタモジュール、フルモジュールケーブル
・ハイブリッド・サイレントファンコントロール ・RoHS指令準拠
・一次側・二次側共に日本メーカ制105℃コンデンサ
・山洋電気製・静音12cm冷却ファン  OTP搭載
・MTBF(平均故障間隔):100,000時間(25℃環境、冷却FANを除く)

22、284.-
OS Microsoft Windows 10 Pro

液晶ディスプレイ
BenQ Japan 27型LCDワイドモニター GW2760HS(ノングレア・・・非光沢)

・Eye-careディスプレイ(フリッカーフリー)
・解像度1920×1080ドット
・入力端子 ミニD-Sub15ピン/DVI-D(HDCP対応)
             /HDMI
・輝度300CD/㎡  
・コントラスト比3000:1 (DCR:2000万:1 )
・応答速度12ms(GTG 4ms)
・ 視野角左右178度 上下178度

23、800.-
PCスピーカー  オンキョー  GX-77M

・形式 アンプ内臓2ウエイ・バスレフ型
・定格周波数範囲 40~100KHz
・最大出力 15W+15W(4Ω)

17、000.- 
その他    キーボード、マウスはロジクール品 約10、000.-

               ASUS UEFI BIOS Utility等の画面

 ASUS ROG STRIX B350-F GAMINGはCPUにIntel Core i7-58700Kを使うために採用。このマザーボードではメモリにDDR4 PC4-17000 以上が必要で、DDR3との互換性はありません。なお、ASUS ROG STRIX B350-F GAMING のAI Suite 3ではCPUファン+ケースファンを細かく設定できる「Fan Xpert 3」機能やOCの設定と安定性を高めた機能などが搭載されています。また、UEFIのアップデートなども一括で対応可能。

UEFI BIOS Utility-EZ Mode画面

UEFI BIOS-Advanced Mode のメイン画面・・・BIOSバージョンは0340から0607に更新

UEFI BIOS-Ai Tweaker

UEFI BIOS-Monitor Mode

UEFI BIOS-起動(Boot)画面 (1)

UEFI BIOS-起動(Boot)画面 (2)

ASUSEZ Flash 3 によるBIOSアップデートの操作 最初にメーカーのサイトから
最新BIOSバージョンをダウンロードしUSBメモリに保存する

USBメモリを挿入してBIOSを起動・・・アドバンスドモードの「ツール」-
「ASUS EZ Flash 3 Utility」から保存した(.CAP)ファイルを選択

このファイルを呼び込みますか?で「Yes」を選択・・・数分でアップデートが完了

本当にBIOSをアップデートしますか?で「Yes」を選択・・・数分でアップデートが完了

ASUS AI Suite 3 の操作画面・・・Fan Xpart 4でファンコントロールを実施し、
ファンの回転数が低くなった

CPUのオーバークロック(OC)操作によりCPUの性能が29%アップ

 ベンチマーク結果・・・CrystalDiskMark6 SSD と M.2 SSD のReadとWrirteの値を比較すると、M.2 SSDが全体的に大きな数値を示しました。このM.2 SSDをWindows 10 のインストールディスクとして使用、パソコンの操作性は格段に向上しました。

   2.5インチSSD (500GB SATA3)         M.2 SSD(256GB) M.2 Socketに接続

3.5インチHDD(3TB SATA3)


CPUID HW モニター画面・・・パソコンの使用条件や起動時間の経過によって変化する

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