Mar. 26 '15 |
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自作パソコンのOS(Windows 8.1 Proなど) のインストールディスクには、かなり以前からSSDという高速のディスクを用いてきました。 今回の自作パソコン9号リフレッシュ機の再構築では、Windows
8.1 ProをインストールしてあるSSD(256GB) がやや性能面で気になったこともあって、もう一台ある少し性能の高いSSD (256GB)
にそっくりシステムを移動し、起動(Boot) ディスクとして使いたいと考えました。そこで、以前にも使ったことのあるクローン作成ソフト(EaseUS
Todo Backup) を用いることにし、最新バージョン版(EaseUS Todo Backup Free 8.2) をインストールしてクローンの作成を試みました。このクローンの作成で、現在使っているハードディスクから新しいハードディスクにそっくりシステム環境やデータが移行でき、煩わしいOSの再インストールなしでも、新しいハードディスクやSSDを簡単に利用することができたのです。作業も比較的短時間(約20分)
でインストールディスクのクローン作成ができ、今現在作成したクローンをブートディスクとしてパソコンを立ち上げ問題なく動作しています。このように、EaseUS
Todo Backupはハードディスク上のデータを漏れなく、高速にバックアップ(複製保存)・復元でき、しかも操作は極めて簡単。そして、ハードディスク全体を素早く確実にバックアップしたい時や、DVDなどによるリカバリーディスクを作成したいと時などにも極めて便利なソフトといえます。 以下に、EaseUS Todo Backup Free 8.2 を用いたインストールディスクのクローン作成法を簡単に記しました。 |
EaseUS Todo Backup Free 8.2のインストール |
まず、EaseUS Todo Backup のサイトから日本語版をダウンロードしインストールする。そして、ターゲットディスク(コピー先ディスク)はこのクローン作成作業をする前に、ディスクの管理などのところでしっかりとフォーマットしておく。 |
EaseUS Todo Backup Free 8.2の操作方法 |
1) EaseUS Todo Backup Free 8.2 を立ち上げ、クローンをクリック。 |
2) ソースディスク(コピー元ディスク)にチェックを入れて次へ。ここではハードディスク 3がソースディスク。 |
3) ソースディスク 3(C,D) → ターゲットディスク 2 にチェックを入れて次へ。 |
4) この画面が出て、実行をクリックする。 |
5) ディスク 3 (C,D) → ターゲット(ディスク 2) にクローンを作成中。クローン作成が完了すれば終了をクリックして終わる。クローン作成時間はこのパソコン環境で約20分だった。 |
6) UEFI BIOSを立ち上げ、ブートディスクをクローンディスクとなったディスク 2 に設定する。 |
Windows 8.1 Proが立ち上がった後、管理画面でディスク 2 がイントールディスクに変更できたことを確認。以前のインストールディスク(ディスク 3 )はパソコンを立ち上げる前にSATAインターフェースから切り離しておいたので、ここでは認識されない。 |
7) 以前のインストールディスク(ディスク 3 )をSATAインターフェースに再度繋いだ後、パソコンを立ち上げる。このディスク管理画面から、以前のインストールディスク(ディスク 3 )がディスク(G)として認識されている。なお、Windowsのアップデートもクローンディスクで問題なく実行されていることも確認ずみ。 |
[まとめ] |
ハードディスクのコピーやクローン作成というのは、今までいろいろな要因があってなかなかうまくいかず、やや敷居の高い作業でもありした。 が、このような最新の EaseUS Todo Backup Free 8.1を用いるといとも簡単にクローンの作成が可能となり、インストールディスクの交換などに威力を発揮します。ハードディスクやSSDなどはいつか必ず寿命が来ますし、HDDから高速のSSDに換装してインストールディスクとして利用したい時など、OSやBIOS、ドライバーそして、各種アプリケーションソフトの再インストール無しに手軽にできるということは大変素晴らしいことです。自作パソコンを構築する中で、このEaseUS Todo Backup Free 8.2 を大いに活用していきたい。なお、インストールディスクを変更したことによって、MS Office 2013 ライセンスの再認証が要求され、再インストールして対応しました。OS(Windows 8.1 Pro)についてのライセンス再認証は要求されていません。 |