年月 |
パソコン環境の変遷 |
備考 |
1999年10月 |
・NTTダイアル回線契約
・回線速度:最大56bps
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・電話回線(銅線)を使うアナログ通信手段。 |
2001年10月 |
・ISDN(デジタル)に変更
・回線速度:最大64bps
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・電話回線(銅線)を使うデジタル通信手段。 |
2002年2月 |
・ADSL回線(yahoo BB、8M)に変更
・回線速度:最大8Mbps |
・Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線
・ADSL回線にしたが、下りで1Mbpsも出ない。
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2003年4月 |
・ADSL回線(yahoo BB、12M + BBフォン付)に変更。
・回線速度:最大12Mbps
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・ADSL回線12Mにして、下りが4~5Mbps程度となる。
(ADSLの場合の回線速度は局舎からの距離や途中 の環境で大きく変わる)。
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2008年3月 |
・光回線(yahoo光ホーム+BBフォン付)に変更。 |
・回線速度は下りで30Mbps前後、上りは10Mbps前 後となる。
・規格値ではダイアル回線の100万倍の速さ。 |
2009年12月 |
・光回線(Yahoo! BB 光 With フレッツ +BBフォン付)に変更。 |
・回線速度は50前後Mbps(下り) |
2012年3月 |
・光回線(Yahoo! BB 光 With フレッツで、フレッツ 光 ネックスト ファミリー・ハイスピード・タイプ)に変更。
・回線速度(上り下り):最大200Mbps(ベストエフォート) |
・実測回線速度は下りで50Mbps前後、上りは10Mbps前後
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2013年3月 |
・Yahoo! BB 光 with フレッツでYahoo! BB 側をIPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE+IPv4に変更。
・NTT側もフレッツ・v6オプションに変更。
(以前はIPv4ネイティブで通信)・ |
・Yahoo! BB 光BBユニットが(E-WMTA2.2/IPv6_ネイティブ)になって、回線速度も500前後Mbpsとアップした。
・IPv6+IPv4でのインターネット最大通信速度は(IPv6によるインターネット接続、IPv4によるインターネット接続ともに)下り(データ受信)は最大1Gbps(1000Mbps)。
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2014年12月
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・Yahoo! BB 光 with フレッツでNTT側をフレッツ光ネクスト ギガスマートタイプに変更。
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・現在の通信状況はYahoo! BB 光 with フレッツ(NTT側はフレッツ光ネクスト ギガスマートタイプ、Yahoo! BB 側はIPv6高速ハイブリッド
IPv6 IPoE+IPv4)となった。
・現在の回線速度は下記の測定サイト
BNRスピードテスト
で、600~700Mbps(下り)を確認。
ただし、フレッツ光ネクスト ギガスマートタイプに変更した効果が発揮されているのか、回線速度測定サイトの変更などもあってはっきりしない。鋭意確認中です。
Radish Network Speed Testing
Radish Network Speed Testing
http://speedtest6.iijmio.jp/
上記のサイトで測定した範囲ではフレッツ光ネクスト ギガスマートタイプの効果が見られない。
・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定システムは下記。
https://www.nuro.jp/speedup/nuroCheck.html
・RBBスピードテストは以下。
https://speed.rbbtoday.com/measurement
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2015年4月 |
・Yahoo! BB 光 with フレッツからSoftBank 光に変更。 |
・回線速度はwith フレッツと同じ。
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2016年7月 |
・SoftBank 光からNURO 光に変更。 |
・SoftBank 光の回線速度がかなり低下したことと、料金も安いNURO 光に変更。 BNRスピードテストで700Mbps前後(下り)を確認。安定した通信に満足している。
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フレッツ光ネクスト ギガファミリー タイプと
フレッツ光 ネクスト ハイスピードタイプの実測比較
[Yahoo側(光BBユニット)は IPv6高速ハイブリッド (IPv6 IPoE + IPv4)]
[有線LAN]
(ネトワークアダプタ=1000BASE-TX LANケーブル=CAT6(カテゴリー6)を使用)
実測例・・・Radish Network Speed Testingにて
’13.12(ファミリー・ハイスピード) ’15.1(ギガスマート)
実測例・・・IIJmio IPv6スピードテスト(β)にて
’13.12(ハイスピード) ’15.1(ギガスマート)
実測例・・・フレッツ速度測定(IPv6)にて
’15.1(フレッツ光ネクスト ギガスマート)
実測例・・・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定にて
’15.1 (フレッツ光ネクスト ギガスマート)
実測例・・・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定にて
’15.2 (フレッツ光ネクスト ギガスマート・・・ネットワークアダプタをIntel製に交換)
実測例・・・Radish Network Speed Testingにて
’15.2 (フレッツ光ネクスト ギガスマート・・・ネットワークアダプタをIntel製に交換)
[無線LAN]
(無線親機=MZK-1200DHP 無線子機=GW-900DでIEEE802.11acの5GHz帯通信)
実測例・・・フレッツ速度測定(IPv6)にて
’15.1(フレッツ光ネクスト ギガスマート)
[所見、感想]
パソコン; 自作パソコン9号リフレッシュ機(高性能デスクトップパソコン)
OS; Windows 8.1 Pro
セキュリティソフト; ウイルスバスタークラウド
ネトワークアダプタ; 1000BASE-TX LANケーブル;CAT6(カテゴリー6)
無線親機=MZK-1200DHP 無線子機=GW-900DでIEEE802.11acの5GHz帯通信
回線速度に影響しそうなファクターを上に記載しましたが、回線速度は一般的に、ネット回線や宅内のネットワーク(LAN)状況さらに、パソコンなどの種類、要素によって決ってきます。そして、回線速度の測定方法にも色々な手法があって、測定データを同一に比較することは難しい。さらに、ネット回線や自宅内のネットワークは一定の速度で通信できるのではなく、プロバイダのサーバー内に多くの情報が流れれば交通渋滞を起こしたように速度は遅くなります。要するに、測定時点のISPやネットワーク環境、利用環境によって結果は常に変化するということです。そして、光ファイバーの回線速度は一般に、「最大○○Mbps」というように書かれていますが、この「Mbps(メガ・ビー・ピー・エス)」は、1秒間にどれだけの情報量を送信できるかを示す単位です。ただ、この数値は「すべての環境が完全に整っている場合に、計算上期待できる」数値であって「理論値」とも呼ばれています。この「理論値」は実際の回線速度とは異なり、「理論値」どおりの速度が出るとは限りません。そこで、光ファイバー回線の多くは「ベストエフォート型」サービスという、「表示品質に近づける努力はするが、保証はできないタイプ」のサービスということです。なお、光ファイバー回線はADSL回線などと違って、基地局からの距離に関係なくスピードを保持できるメリットのある通信手段です。
以上のことを考慮しながら当方の回線速度を見ますと、有線LAN、無線LANともに期待値以上の回線速度が得られています。ただ、下りに比較して上りの数値がかなり低い、という結果はどのように理解すればいいのでしょうか、光回線は一般的に上下の速度に差がないのが特徴、メリットですが、この結果には少々異義を感じます。有線LANと無線LANの比較では予想通り、一般的に考えられる値、傾向となりました。それともう一つ、一番気にしていた「フレッツ光ネクスト ギガスマート」の効果です。色々な測定サイトで計測した範囲では、フレッツ光 ネクスト ハイスピードタイプの時に高速ハイブリッド (IPv6 IPoE + IPv4)接続方式に変更した回線速度とあまり差が出ていません。せっかく、フレッツ光ネクスト ギガスマートに変更したのにその効果がないということでしょうか、Yahoo! BB のIPv6高速ハイブリッド (IPv6 IPoE + IPv4)接続方式に変更したことで十分だったようにも思えてきました。今後継続してこの辺りを調べてみたい・・・。
なお、IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4 とはPPPoE接続が不要で、「ネイティブ方式」とも呼ばれています。この「ネイティブ接続事業者(たとえば、Yahoo!
BB )のIPv6プレフィックス」がDHCPv6またはRAにより配布されることで、IPv6インターネットに接続できるようになるようです。
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フレッツ光ネクスト ギガファミリー タイプでIPv6 PPPoE 接続(光BBユニットなし)
での実測値
[NTTの回線終端装置(ONU)一体型 PR-500KIから直接ノートパソコンに有線LANで繋ぐ]
実測例・・・Radish Network Speed Testingにて
回線終端装置(PR-500KI)からLANケーブルで直接接続
実測例・・・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定にて
回線終端装置(PR-500KI)からLANケーブルで直接接続
[所見、感想]
パソコン; ノートパソコン
OS; Windows 8.1 Pro
セキュリティソフト; ウイルスバスタークラウド
ネトワークアダプタ; 1000BASE-TX LANケーブル; CAT6(カテゴリー6)
NTTの回線終端装置(ONU)一体型 PR-500KIから直接ノートパソコンに有線LANで繋いだ IPv4 PPPoE 接続での回線速度を測定しました。その結果、上り下りともに600Mbps前後という超高速の回線速度が得られており、光回線の特徴である上下の回線速度はほぼ同じという期待通りの値となりました。こうしてみると、今までの測定結果の多くで、下りに比べて上りの回線速度が相当低くなっていたのはYahoo!
BB の光BBユニットを通していることに起因していると判断されます。がしかし、測定した時期の違いによっては下の図に示したように、上下の回線速度に差のない時もありました。よって、この光BBユニットの有る無しが回線速度にどのように影響するのかは今だに、明確な答えとして得られていません。ただ、光BBユニットはIP電話の必要性から設置しているわけで、上下の速度差にあまり気にしません。上りが遅いといっても150Mbps前後はカウントされていので、ホームページ用ファイルやYouTubeへのビデオファイルのアップロードさらに、Yahoo!Boxなどの利用にも大きな支障とはなりません。 |
実測例・・・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定にて
’15.2 (フレッツ光ネクスト ギガスマート・・・回線終端装置 + 光BBユニット)
実測例・・・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定にて
’15.2 (フレッツ光ネクスト ギガスマート・・・回線終端装置 + 光BBユニット + Planexルータ)
[追記]
ここでは、NTT フレッツ 光ネクストギガファミリー・スマートタイプ(RP-500KI)から直接パソコンに?いだ回線速度とPR-500KIを通したYahoo 光BBユニット(IPv6高速ハイブリッド
IPv6 IPoE + IPv4)の回線速度をノートパソコンで比較してみました。
パソコン; ノートパソコン
OS; Windows 8.1 Pro
セキュリティソフト; ウイルスバスタークラウド
ネトワークアダプタ; 1000BASE-TX LANケーブル; CAT6(カテゴリー6)
この追記の測定値と前の測定結果から、フレッツ 光ネクストギガファミリー・スマートタイプとIPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE + IPv4)の回線速度に差はほとんどなく、ほぼ同じと判断されました。ということは、Yahoo
BBのIPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE + IPv4)に変更すれば、NTT側はフレッツ光 ネクストハイスピードタイプのままでも十分だったわけで、わざわざフレッツ
光ネクストギガファミリー・スマートタイプ(PR-500KI)に変更するメリットはなかったと判断されます。少しでも回線速度を上げたいという思いでこのようなタイプ変更を試みましたが、やや徒労におわったかな・・・という感じもしています。ただ、フレッツ
光ネクストギガファミリー・スマートタイプへの変更による料金アップはわずかなので、このまま使い続けていきましょう。
なお、NTT フレッツ 光ネクストギガファミリー・スマートタイプ(PR-500KI)から直接パソコンに?いでインターネットに接続する設定は次の情報などを参考にしました。http://ybb.softbank.jp/support/connect/step2/pc/win8_net_set.html
そして、 IPv4PPPoE接続(PPPoE設定)にはプロバイダの認証ID(ユーザー名)と認証パスワードが必ず必要で、認証IDと認証パスワードはネット開通時にプロバイダから送られてきた書類に書かれています。通常はモデム(光BBユニットは設定ずみ)などの接続機器とパソコンをLANケーブルで繋ぐだけで、特別な設定はしなくてもインターネットに接続できます(パソコンの設定も不要)。
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フレッツ 光ネクスト ギガファミリー(PR-500KI)直接
PR-500KI+(IPv6 IPoE + IPv4)
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NURO 光 実測値
[NURO 光G2V 契約]
実測例・・・マルチセッション対応のNURO オリジナル通信速度測定にて
実測例・・・IIJmio IPv6スピードテスト(β)にて
実測例・・・BNRスピードテストにて
[無線LAN]
(無線親機=TP-LINKのWi-Fiルータ「Archer C9」
無線子機=GW-900D でIEEE802.11acの5GHz帯通信)
実測例・・・BNRスピードテストにて
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